収益分析〜②FL

F=フードコスト(原材料費)
L=レーバーコスト(人件費)

経費の内訳で上記の合計が、
60%を大きく超えたらキケンと言われています。

フードコストのかさむ原因のひとつが店舗側での「ロス」です。
メニュー品目が多いのに流用で使える食材が少ない、
はたまた、歩留まり(※)への意識が低い、など…。

※歩留まり…仕入れた食材の「使える部分」。
皮は捨てるにしても実の部分はしっかり使えるように剥く、
などが対策となります。


レーバーコストは、
時間帯別に適切な人員数の配備で改善します。


つまりお店の努力で克服できることが多いのも、
「FL」なんですね。


だけで言えば30%以内が理想と言われますが、
「良い食材でしっかり彩って盛り付けたい」と、
飲食に携わる以上どうしても考えてしまいます。

それゆえ、個人の居酒屋さん・レストランさんで、
30%切るケースは少ないように思えます。

そのぶん小さな店舗の強みで、
をあまりかけないなど、
トータルでの調整になっているところが多いようです。

ゴルゴコンサルティング 収益分析 FL











そういうお店としての努力が、
無意識にでもできていれば問題ないのですが、
FとL、トータルでの考え方で、
商品別・時間帯別に考えるのがゴルゴコンサルティングの仕事です(^^)

(2023更新)