収益分析〜④売価設定

商品に売価設定をする際に、
考えるべきことのお話です。

FLなど基本の分析をしてコストと利益を意識すれば、
売価はザックリ決めることができますが、
ここにもうひとつ加算したいものがあります。

「WTP(Willingness To Pay)」。
直訳のとおり「支払い意欲」とも呼ばれています。


たとえば500円でも十分利益の出せる定食があったとして、
美味しさはもちろんオトク感もあり、
お客様に高い価値を感じてもらえるなら、
700円でも良いかもしれません。

この場合その200円分が「WTP」ということになります。


少しでも安く美味しいものを…その想いは貴重ですが、
「ちゃんと」価格を上げることは利益を多くするだけでなく、
その商品の価値を上げ、お店の価値も上げることになります。

何よりお客様に「それだけの金額を払う価値のある商品」、
そんな満足感も持って頂けます。












途中からの値上げはなかなか難しいので、
商品化する前に試食会を実施し、
アンケートを取ることの意味がここにあります。

個人店様だと大々的な試食会は難しいかもしれませんが、
常連さんなど営業時間外で数名お呼びし意見を聞いてみるのも、
普段のご愛顧に感謝する形にもなります。

ゴルゴコンサルティングでは、
その試食会を「先着○名様限り!感謝還元キャンペーン」として、
企画から盛り上げるロジックをご提供しております(^^)

(2023更新)