商品ブランディング〜⑦伝説
広告マンで知らない人はいないくらい、
このクルマのブランディングストーリーは伝説になっています。
このクルマのブランディングストーリーは伝説になっています。
![ゴルゴコンサルティング 商品ブランディング 伝説1 ゴルゴコンサルティング 商品ブランディング 伝説1](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhj3asShDUTPLML59eBevaWGa_ZE9ZLn7R_9UFONzV4DxGMx9ninw6lCOIpVX8a66kBQfFgfcLe9z1TZKuNWFEcarKr5LjBAIjHKiwU-Fg8qxM1-eQ1v55SDbpKtvYYmH76kqxJ8FHCEMk/w320-h245/1359052_s.jpg)
調べればすぐ分かるので大筋の話になりますが、
このクルマは1959年アメリカに上陸したドイツ車。
当時のアメリカではガソリンをガンガン使う、
ビフ・タネンの乗りそうな大型車が主流でした。
しかしこのクルマの登場により、
小さくて頑丈そしてエコな車を選ぶという、
新たなステータスが確立しました。
新たなステータスが確立しました。
そのときの有名な広告がコレ。
![ゴルゴコンサルティング 商品ブランディング 伝説2 ゴルゴコンサルティング 商品ブランディング 伝説2](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgS5s3L4dPU97geb-B7C0SVDys5anpzXsK0Qj3Ux3YHY0Q6t-iVEkbJovBhvQQVGWd_2xA51oxPRA_RgcIFd6lyi9lTEMesgyburtbKSBjUG93GwQzqAolLdT0cbKIz8MRcUUpDz4tLXeo/w241-h320/20070213183957+%25281%2529.jpg)
この広告が奏功し、このクルマ=オシャレ、
そして選ぶ人が今で言う「意識高い系」、
みたいなことで所有欲を満たしました。
フツーに売ればただの安価な大衆車になっていたはずで、
ここに商品ブランディングの重要性を見ることができます。
しかしどうですか?
大きな車が流行中の国で初披露するにあたり、
小さい車を「より小さく見せる」デザイン。
パソコンでデザインが当たり前の現代、
空白恐怖症のデザイナーさん多いと感じます。
こういうデザインを「手抜き」だと思われないか恐怖なら、
「意図の伝達力」が欠けているのかもしれません。
「意図の伝達力」が欠けているのかもしれません。
あとは「勇気」。
時にはこんな思い切ったビジュアルも必要ですね(^^)
(2022更新)