商品ブランディング〜⑦伝説
広告マンで知らない人はいないくらい、
このクルマのブランディングストーリーは伝説になっています。
このクルマのブランディングストーリーは伝説になっています。
調べればすぐ分かるので大筋の話になりますが、
このクルマは1959年アメリカに上陸したドイツ車。
当時のアメリカではガソリンをガンガン使う、
ビフ・タネンの乗りそうな大型車が主流でした。
しかしこのクルマの登場により、
小さくて頑丈そしてエコな車を選ぶという、
新たなステータスが確立しました。
新たなステータスが確立しました。
そのときの有名な広告がコレ。
この広告が奏功し、このクルマ=オシャレ、
そして選ぶ人が今で言う「意識高い系」、
みたいなことで所有欲を満たしました。
フツーに売ればただの安価な大衆車になっていたはずで、
ここに商品ブランディングの重要性を見ることができます。
しかしどうですか?
大きな車が流行中の国で初披露するにあたり、
小さい車を「より小さく見せる」デザイン。
パソコンでデザインが当たり前の現代、
空白恐怖症のデザイナーさん多いと感じます。
こういうデザインを「手抜き」だと思われないか恐怖なら、
「意図の伝達力」が欠けているのかもしれません。
「意図の伝達力」が欠けているのかもしれません。
あとは「勇気」。
時にはこんな思い切ったビジュアルも必要ですね(^^)
(2022更新)